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勇者警察ジェイデッカー

「なんじゃこりゃあ!」
という台詞で有名な松田優作。この台詞はTBS系ドラマ『太陽にほえろ!』で松田優作が演じる刑事が死ぬときに残す名(迷?)台詞だ。
勇者シリーズ第4弾は、この『太陽にほえろ!』をベースパロディとした『勇者警察ジェイデッカー』だ。
『勇者警察ジェイデッカー』のオープニングシーンは、各勇者ロボに○○刑事とつきタイトルロゴの背景には沈みゆく太陽が描かれている。まさしくドラマのパロディというべきだろう。
『勇者警察ジェイデッカー』は勇者シリーズの中でも特に人気が高い作品となっている。

勇者警察ジェイデッカー人気の秘密

その理由としては、主人公の友永勇太と主役ロボであるデッカードの友情が上手く描写されており、他の勇者ロボたちにもそれぞれ話があてられて、決して空気と化さない。
また『勇者警察ジェイデッカー』は、その名の通り「警察」としての生活が描かれている。事件→犯人逮捕とサスペンス要素も盛り込まれており、単なるロボットもののアニメとあなどってはならない。
意思を持った地球製のロボットは『勇者特急マイトガイン』にも登場したが、最初から最後まで『勇者警察ジェイデッカー』は勇者ロボたちにスポットをあてており置き去りにはされていないのだ。
むしろ人間との調和がとれていると言っていい。なかには恋仲となるロボットもいるからだ。
はじめに『勇者警察ジェイデッカー』は『太陽にほえろ!』のパロディといったが、各話ではその他にガッチャマンなどの他アニメや、ところどころにコアなファンがにやりとするようなパロディが含まれていたりもする。
女装、なんていうお決まりの潜入調査もある。

勇者警察ジェイデッカーのテーマ

そしてなにより『勇者警察ジェイデッカー』の人気はそれだけではない。涙なしには見れないからだ。
サスペンス、刑事ドラマにはつきものの、「殉職」があるのだ。
通常アニメにはあまり「死」をイメージするものは受けつけられない。ましてや子供向けは。
ところが『勇者警察ジェイデッカー』では、ネタバレではあるが、デッカードが「死ぬ」という描写がある。
それを涙なしには決して見られない。おまけに“記憶喪失”をロボットがなる、という話まであり、この勇者シリーズはロボットを人間として捉えられるように作られている。
また、『勇者特急マイトガイン』の反省点も含まれているといえよう。
最後に『勇者警察ジェイデッカー』のデッカードを含む勇者ロボたちは“生命体”になるという奇跡を起こす。
この『勇者警察ジェイデッカー』は「友情」と「奇跡」をテーマにしていると言っていいだろう。もしくは「進化」か。



勇者警察ジェイデッカー